 |
|
 |
|
|
 |
|
|
|
| 「なぜ痛みが消える?」という質問にお答えするには、その基本的メカニズムの一端を説明しなければなりません。 痛みには必ず原因があります。 しかし、必ずしも原因があれば必ず「痛い」という訳ではありません。 痛みは原因そのものによって痛むという訳ではなく、生体の流れに渋滞や停滞や遮断が起きた時、そこに痛み・重み・痺れなど様々な症状が発生します。 つまり、山崩れ(原因)のために土砂が道を塞ぎ、「通りにくい」状態になっているから痛みが発生します。ここに通常の痛み治療と遠絡療法の違いがあります。 従って、詰まっている道路(生体の流れ)が流れるようになれば、痛みはその時点で瞬間的に解消し、臨床データでは僅か数秒で痛みが消えるということも稀ではありません。 |
|
|
|
 |
|
|
|
痛み治療における「原因療法」は二つあります。 上記の山崩れに例をとりますと、一つは「山を修復する」ということ、そして二つ目は、「道路を修復する」ということです。
西洋医学は専ら「山崩れ」には着目するのですが、道の修復についてはほとんど着目されていません。 山崩れそのものを治すことも大切ですが、同時に「道の修復」も実施しなければ完全な痛み治療とは言えないと考えています。 痛みは感覚であり、生きているからこそ痛みを感じます。 「痛み」が辛いのは「痛い」という感覚がある(交通が遮断されている)からであって、原因がある(山崩れが起きている)から苦しいと言う訳ではありません。 患部に直接触れることなく、特定のポイントを押すことによって、遮断された道(生体の流れ)を修復するのが遠絡療法であり、道が通れるようになることによって痛みが「瞬間的」に消え去るということも可能となります。 |
|
 |
|
|
 |
|
|
|
痛み治療の出発点はあくまで「病態の正しい把握」でなければなりません。 西洋医学はこの点において大変優れていますので、遠絡療法は基本的に西洋医学にスタンスを置いていると言えます。 私は西洋医学と東洋医学の「真の融和」を提唱しています。 遠絡療法は東西両医学の問題点に焦点を当て、問題点を克服していく過程で新たな治療理論の必要性に気づき、治療の第一線である臨床現場から成立したものです。
患者さんの痛みに直結した切実な治療現場から生まれたからこそ「実践的価値」がそこにあるのです。 |
|
|