自己免疫疾患の「関節症性乾癬」による坐骨神経の痛み
ホームページの「症例:(特別症例)仙腸関節炎による坐骨神経痛について」を拝見し、ご質問させて頂きました。
私の症状もこの症例の鈴木さんとおっしゃる方とよく似た症状です。私の場合は、自己免疫疾患の「関節症性乾癬」という病気なのですが、半年程前に坐骨神経が痛み出し、あらゆる治療を試みました。
整形外科には普段からかかっておりますので、MRIも撮りました。整形外科の先生は、持病による仙腸関節の変形から来る痛み、とおっしゃいましたが、脊椎管狭窄の症状も出始めましたので、外来ペインクリニックのある病院を紹介して頂き、硬膜外神経ブロックの注射にも通いました。1回目の注射では、まるで奇跡のように痛みが消えましたが、3週間もするとまた痛みが戻ってしまいました。
その後、2週間に一度のブロック注射に通いましたが、坐骨神経の痛みは徐々に減ってきましたが、今度は腰や背中全体が痛みだし、安静にしていれば痛みは少ないのですが、家事をしたり歩いたりした後は、全身の痛みに悩まされています。
朝、起床時には手の指が曲がらず、力が入りません。歩幅も狭くなって、まるで老人のような歩き方になります。数時間座っていると、腰、背中が張ってきて辛くてたまりません。それと同時に坐骨神経の痛みも出てきます。
現在、シクロスポリン(ネオーラル 150mg)、アザルフィジン1錠、ロキソニンなどを服用しています。ペインクリニックでは、効果が無くなってきたので暫く注射は止めてみましょうと言われ、10回通えば痛みが無くなると断言して下さった治療院にも10回以上通いましたが、痛みは無くなりませんでした。
こんな症状でも、痛みをなくす事が出来るのでしょうか?毎日、寝たり起きたりで半病人になっており、あまりのQOLの低下に悩んでおります。
症例の鈴木さんとおっしゃる方は、その後の経過は如何なのでしょうか?もし、痛みが改善されていらっしゃるのでしたら、是非私も診て頂きたいと思っております。お返事を頂けるのでしたら、宜しく御願い致します。
あなた様からのご質問を繰り返し拝読させていただきました。さぞお辛いこととご拝察いたします。
さて、「鈴木さんの現在の状況は?」とのお訊ねでございますが、鈴木さんは現在仕事に復帰し、普段の生活に戻っておられます。当初鈴木さんは遠絡療法に強い疑念を持っておられ、「もし私を治せたら何でもする。私は何をしても治らなかったし遠絡療法でも決して治らない。」と断言した方でした。結果はご本人も驚くばかりの回復経過を辿りました。(これは全くの事実です。)
仙腸関節からくる痛みの治療は決して簡単ではございません。現在の一般的な治療ではなかなか治らないのが現状です。

私たちは注射も薬もハリも使わず物理療法も一切いたしません。ただ両手両足の一部を按圧するのみです。しかし、これで痛みが軽減するなら、患者様ご自身の力で治しているのであり、これが本来の治療ではないでしょうか?
ただ、あなた様の症状ですと、どうしても「通院」していただくことになりますので、この点をお考えになり、受診してみようということになりましたら電話で予約を入れたうえでご来院くださいませ。どうぞお大切にしてくださいませ。