多発性硬化症による左側腹部と腰痛の治療について
母はおととしの夏に「多発性硬化症」という病気になりました。脊髄をMRIで撮影して断層像を見ると白く濁っている箇所があり、お医者様いわく・・・そこが「多発性硬化症」の病巣らしいのです。
しかしその時以来、その病巣が原因だと思うのですが、左側の腹部と腰に激痛が残ってしまい、1秒たりとも痛みが消える事がないらしいのです。腰の辺りなどはナイフで切り裂かれるような痛みだと言っております。
担当医の先生は母に「この痛みは脊髄内部の損傷からくる痛みなので、ペインクリニックなどは効果がないでしょうし、どうする事も出来ない。」と言われたそうです。

現在は痛み止めも飲まず、ただ痛みに耐えるだけの状態で日々過ごしています。このような状態ですが、そちらで診ていただけそうでしょうか? 何とかして母を痛みから救ってあげたいと思っております。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご返答をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
お母上さまが「多発性硬化症」で大変お辛い日々を送っておられるとのこと。
ご家族様のご心痛をご拝察申し上げます。
さて、既にご存知のこととは存じますが、「多発性硬化症」はかなり難しい治療のひとつであり、一般の病院・医院でも治療が大変困難とされている病のひとつと言えるでしょう。
「このような状態ですが、そちらで診ていただけそうでしょうか?」とのお訊ねでございますが、お母上さまの治療に関して当院での治療法についていろいろ申し上げるより、現在「多発性硬化症」で当院に通院されている患者さまの例をあげさせていただく方が良いかも知れません。
現在「多発性硬化症」で通院されている患者さまの場合、お母上さまの場合と同様に大病院で処置できないと言われ、当院を受診するに至りました。当院で定期的に治療され、「治療の後は痛みがずっと楽になる。」とのことで、現在では今まで週一回大病院で継続的に実施してきたインターフェロンの注射をすると返って痛みが増すとのことで、現在では注射にも行っていないまで回復基調にあります。
なお、当院では「多発性硬化症」そのものを治療して快癒させるということではなく、あくまで、お母上さまにとって一番お辛い「痛み症状」を、薬や注射に頼ることなく改善し、軽減させていくということが主旨となりますので、この点ご理解くださいませ。
今はお母上さまにとって移動するのも大変かとは思いますが、一度直接拝見させていただかなくては何とも申し上げかねますので、是非一度ご来院くださいませ。当院は診療所(クリニック)でございますので、入院施設もございませんが、何とか通院に関するご工夫を頂ければ幸いです。

なお、あなた様のお住まいを存じませんが、もし東京から遠隔の地にお住まいの場合でしたら、最初のうち数回は銀座にご通院いただき、その後は各地の遠絡療法を学んだ先生に継続治療をお願いするというより他ないかもしれません。
なお、当院は完全予約制となっておりますので、ご来院の際は事前に電話でご予約の上ご来院いただきますようお願い申し上げます。