胃腸蠕動障害による胃の痛みと下腹部の痛み 〜 特別症例のご紹介
河野真知子様 (東京都・52歳・女性)
*ご本人様の承諾を得て、実名で掲載させて頂いております 。
○来院までの経緯
2年前に腹部に痛みを感じ、地元の胃腸外科病院で検査の結果「出血性大腸炎」と診断され、1週間入院した。その後しばらく腹部に痛みはなかったが、10日前から胃の痛み、下腹部の痛みとツッパリ感があり、都内胃腸病院で通院治療中である。丁度そうした時、実姉が最近当院で治療を受け、右坐骨と右足の痺れがとても良くなったという話を聞き、ご本人もこの治療法に興味を持ち、姉と一緒に来院した。
ご本人の話によると「私は生まれつき内臓が逆転しているんですよ。だから心臓も右にあるんですが、かといってとりわけ支障は何もないし、子供たちは皆心臓は左にあるんですよ」(本人談)とのこと。過去に大きな既往症や入院歴はなく、たまに頭痛と肩から背中にかけて重みを感じる程度とのこと。ここ3日ほどは特に下腹部の痛みとツッパリ感でかなり辛い状態が続いているとのこと。
「私の場合、骨や神経の痛みではなく、内臓から来る痛みなんですが・・・」(本人談)と心配の様子であったが、既に胃腸科医院に通院していることもあり、一般的な内科的処置ではなく、当院独特の治療法である「生体の流れの調整」による痛み治療をお勧めした所、「姉からも伺いましたので、是非そのようにさせていただきたいと思います。」(本人談)とのことであった。
○治療経過
■初診来院時の自覚症状
1.腸がただれているような痛み
2.息をする度に感じる呼吸の辛さ
3.胃がぶら下がっているような重苦しさと胃の痛み
4.胃酸が逆流したような口内のすっぱさ
5.下腹部の痛みとツッパリ感
治療にあたっては、まず痛みと不快感を感じている部分を把握し、現在服用している薬をチェックしていった。薬物リストによると、胃腸蠕動障害用として胃腸の蠕動運動を促進させる薬が投与されていなかったため、胃腸の蠕動運動機能の回復を目的とした生体の流れの調整を行うこととした。
まず右手の誘導ポイントと治療ポイント二箇所を按圧によって刺激したが、それだけでかなり改善がみられ、「胃が動き始めたような感じがよくわかりました。」(本人談)とのことであった。同じポイントにスーパーレーザーを照射し、その後の胃腸蠕動障害の状態を確認した所、「左下腹あたり(指差しながら)に暖かい感じがしますね。」(本人談)とのことであった。
引き続き足のポイントに移り、按圧刺激とレーザー照射を行ったが、この治療を実施した後には「腸がとても楽になった感じがしますし、胃がぶら下がったような感じの不快感がありましたが、それがすっかり取れています。」(本人談)とのことであった。また、胃から胃酸が逆流し口の中がすっぱい感じがしていたのも、「今は口の中がすっぱくないんですよ。とても不思議ですね」(本人談)とのことでかなり良好な治療効果がみられた。
治療後に話を伺う機会を頂いたが、自分自身の坐骨の痛みが軽減したというお姉さんも、妹さんの胃の痛みと下腹部の痛みがわずか一回でここまで回復するとは思ってもみなかったようで、「本当にすごいわよね。こんな内臓の痛みにもこちらの治療効果があるとは思わなかったわね。」とのことで、驚きを隠せない様子であった。ご本人もたった一回の治療で当院のファンになって頂いたようで、「友人にも痛みで辛い思いをしている方がいるので、ご紹介したいと思っています。」とのことであった。
3度目の来院時にお話を伺うと、「2年前に入院した時は、絶食して点滴するという治療方法だったけれど、今回は普通の生活をしたままで良くなりました。」と嬉しそうに仰られた。
○最後に
当院の治療が、胃腸蠕動障害などの内臓疾患による痛みに対しても効果が認められることが実証された症例のひとつとして収録させていただいた。症例取材へのご協力に心から感謝します。