本症例は 「帯状疱疹後神経痛(症例7)左後背部、左側胸部、左前胸部の慢性痛」 でご紹介した女性の「痺れ」に関する治療の実症例である。この患者さんは各部位に痛み・痺れ・重みがあり、ご本人の理解と納得の上に治療優先順位を付けて治療を進めて行くこととなった。本症例は「右手の痺れと運動機能障害」の治療例である。
身体中の痛みと痺れにさいなまれる日々。腎臓肉芽腫の手術をきっかけに、高齢の女性の生活は痛みとの闘いの毎日へと一変していった。リウマチと診断され、その数ヶ月後には骨粗鬆症と診断され、更に数ヶ月後には帯状疱疹後神経痛と診断された。その間大学病院、整形外科、皮膚科を転々としたが結局何の効果もないままであったが、家族がインターネットで検索し当院に来院された。
右手の痺れ、右手の運動機能障害
右肘〜右手指の強い痺れ感、右手握力の低下、手指の屈曲不全
10年前にDM発症
ボナロン・ポルトンゾロン・胃腸薬
1.右手指運動機能の回復
2.右手指痺れの緩和
腎臓肉芽腫手術後(6/10〜8/13)入院、入院中に右手に痺れ発症。
某大学病院で検査、「栄養失調のための手の痺れ」と言われる。
リウマチと診断される。
整形外科診断の結果「骨粗鬆症」と診断される。
左側胸部に帯状疱疹(herpes zoster)発症。
皮膚科受診/注射・処方薬。
痛みが継続し帯状疱疹後神経痛(postherpetic neuralgia)に移行。