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右手の痺れと運動機能障害

右手の痺れと運動機能障害


本症例は 「帯状疱疹後神経痛(症例7)左後背部、左側胸部、左前胸部の慢性痛」 でご紹介した女性の「痺れ」に関する治療の実症例である。この患者さんは各部位に痛み・痺れ・重みがあり、ご本人の理解と納得の上に治療優先順位を付けて治療を進めて行くこととなった。本症例は「右手の痺れと運動機能障害」の治療例である。


○来院までの経緯 (70歳代 女性)

身体中の痛みと痺れにさいなまれる日々。腎臓肉芽腫の手術をきっかけに、高齢の女性の生活は痛みとの闘いの毎日へと一変していった。リウマチと診断され、その数ヶ月後には骨粗鬆症と診断され、更に数ヶ月後には帯状疱疹後神経痛と診断された。その間大学病院、整形外科、皮膚科を転々としたが結局何の効果もないままであったが、家族がインターネットで検索し当院に来院された。


○病名

右手の痺れ、右手の運動機能障害


○主症状

右肘〜右手指の強い痺れ感、右手握力の低下、手指の屈曲不全


○既往症

10年前にDM発症


○内服薬

ボナロン・ポルトンゾロン・胃腸薬


○治療目的

1.右手指運動機能の回復

2.右手指痺れの緩和


○現病歴

■2003年6月

腎臓肉芽腫手術後(6/10〜8/13)入院、入院中に右手に痺れ発症。

■2003年8月

某大学病院で検査、「栄養失調のための手の痺れ」と言われる。

■2003年12月

リウマチと診断される。

■2004年3月

整形外科診断の結果「骨粗鬆症」と診断される。

■2004年6月

左側胸部に帯状疱疹(herpes zoster)発症。

皮膚科受診/注射・処方薬。

痛みが継続し帯状疱疹後神経痛(postherpetic neuralgia)に移行。


○治療経過

■ 平成16年9月11日(初回)

  • 初診時は帯状疱疹後神経痛の治療を中心に治療したが、右手の肘から手指にかけて強い痺れがあり、明らかな握力低下、手指の屈曲困難症状などの運動機能にも各種障害がみられたので、右手の痺れと運動機能回復のための治療も実施し、第1指・第2指・第3指の屈曲にやや改善が見られた。。

■2回目以降

  • 4回目の治療時には本人もはっきり自覚できる程握力が回復し痺れも緩和してきた。
  • その後週2回の治療を継続し、17回目の治療修了時点で痺れ感はほとんど消失し、第1指・第2指の握力が回復したことにより、それまで全く持つことができなかったコップが握れるようになった。


お問合せ
本症例に関するご質問または似たような症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、
お気軽に下記のメールアドレスへご連絡ください。
ginza@painless-clinic.com

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痛み・痺れ・重み

 

手根管症候群による手首の痛みと握力の低下