踵の足裏側の痛みとしこり【症例のご紹介】

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踵の痛み(かかとの痛み)

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踵の足裏側の痛みとしこり


○来院までの経緯 (39歳 女性)

何の心当たりもなく、突然4ヶ月前から右足踵の足裏側が痛くなった。また、踵の奥の方にしこりも感じるようになった。

寝起きと椅子から立ち上がった直後が特に痛い。近医でレントゲンを撮ったが、踵骨棘など骨の異常は認められなかった。治療院でマッサージ、灸、超音波治療を3ヶ月続けたが改善せず、インターネットで当院を検索され来院された。


○治療経過

「治療院で治療すると、治療直後は3割程度痛みが和らぐのですが、帰宅途中に完全に元の痛みに戻ってしまうんです。先生、私の右足踵の足裏側の痛み・・・何とかなりませんか? 踵の奥のしこりが踵の痛みの原因なのでしょか?」

痛みの部位を確認すると、踵の足裏側の1ヶ所。踵の奥にしこりも感じるとのこと。早速治療を開始した。疼痛部位に対応するポイントを刺激すると、激痛を感じておられたが、「これで踵の足裏側の痛みが治るなら・・・」とじっと我慢。

治療後、踵の足裏側の痛みを確認していただくと、「あれ?ここにしこりがあったのになくなってますよ。なぜ?」と右足の踵を触りながら驚かれた。

遠絡療法で治療すると、3〜4日は踵の足裏側の痛みがなく、快適に過ごせるとのこと。職場が当院と近いので、お昼休みなどを利用して通院中であるが、あと数回の治療で完治されるだろう。


○特記事項

成人の踵周囲に痛みを起こす疾患には、アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎、アキレス腱滑液包炎、アキレス腱石灰化症、踵骨棘および足底筋膜炎などがある。

整形外科のレントゲンなどの検査で鑑別診断され、保存的治療が基本となる。

痛みの誘引となった運動を中止し、非ステロイド系の消炎鎮痛剤を処方される場合が多い。足底板(インソール)の使用で軽快する場合もあるが、逆に悪化する患者様も少なくない。激しい炎症にはステロイド剤の局所注射をする場合もあるが、腱を脆弱にする副作用があるため、回数は限られる。

3ヶ月程度で痛みはなくなるから、しばらく薬を飲んで我慢しなさいと言われることが多いようだが、「今すぐこの痛みを何とかしてほしい!」というのが、患者様の本音であろう。

一般的な治療は、効果を得るためには多少のリスクを伴うが、遠絡療法は薬を使わないので、消炎鎮痛剤による胃粘膜の傷害やステロイド注射の副作用を心配する必要もない。即効性のある遠絡療法は、患者様の期待に応えることができる安全な治療法である。



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ginza@painless-clinic.com