メニエール病に伴うめまい、耳鳴り、耳閉感、肩こり【症例のご紹介】

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目・耳鼻咽喉の症状〜症例のご紹介

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メニエール病に伴うめまい、耳鳴り、耳閉感、肩こり


○来院の経緯 (50歳代 男性)

20年前に一度右難聴、回転性めまいの発作に見舞われたことがあるが、静養にてほぼ完治した。 平成14年より肩こりを意識するようになり、年々増悪傾向にある(左側>右側)。

平成17年春頃に、再び誘因なく左耳閉感、低音耳鳴り、難聴、めまい(浮動感)の発作が見られ、耳鼻科でメニエール病と診断されて、保存的治療にて軽快した。

平成18年10月、ゴルフ中に三回目のめまい発作に襲われ、それ以降回転性の発作はないものの、ふらつき感が頑固に続いている。

平成19年4月、ふらつき感に加え左難聴、左耳鳴りが一層増悪し、近医よりステロイド製剤(プレドニン)や脱水剤(イソバイド)の内服を処方されたが、症状の改善効果が乏しかったため、同年5月に知人の紹介にて来院された。


○治療経過

メニエール病に伴うめまい、耳鳴り、耳閉感、肩こり

典型的なメニエール病に近い臨床像を持つ一症例ではないかと考えられる。メニエール病の発症は通常内耳の水分(リンパ液)の代謝異常、つまり“内耳リンパ水腫”に起因すると理解されている。そのためメニエール病の治療にあたっては、内耳の水液を如何にスムーズに代謝し、同所に余分な水液を貯留させないように図ることが、予後を左右する極めて重要なポイントとなる。

そのため、生体の流れ、引いて内耳の中の水の流れを滞りなく是正する遠絡治療の効果に大きな期待が寄せられた。

まず、 5回の治療を終えたところ、めまい、ふらつき感はかなり改善され、さらに10回目の治療以降は耳鳴り、耳閉感、聞きづらさは一段と軽快したという。15回の治療を経て、耳の諸症状(めまい、耳鳴りなど)もさることながら、これまで長年煩わされてきた肩こり症も嘘のようにほとんど気にならなくなったと喜んでくれた。治療は20回までを一区切りとしたが、治療終了後3ヵ月を経過した現在でも、快適に過ごされていることを同クリニックに通院されている奥さんから聞いている。

 


○特記事項

ちなみに、 肩こりや頚肩部の違和感などの症状は、頚肩部や脊椎などの異常に起因するものだけでなく、その一部は実に内耳疾患、とりわけメニエール病に随伴し発生するものなので、内耳に対する治療の重要性も覚えておいていただきたい。

 



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ginza@painless-clinic.com