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症例(遠絡療法症例[他院]〜症例のご紹介

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膿胸手術後の左前胸部から脇腹の痛み


○来院までの経緯 (30歳代 男性)

■平成14年2月〜5月

某医大外科にて、左緊張性気胸により入院。胸腔鏡下ブラ切除後、MRSA感染で、開胸大網充填術を行う。

■平成16年3月〜6月

某大麻酔科にて手術後疼痛にて持続Epiカテ留置。アナペインを使用し疼痛消失するも、16年7月ごろより月に3〜4回前胸部痛あり。 疼痛時、レピタン座薬、ソセゴン錠で対処。副作用で、仕事に支障もある。


○来院のいきさつ

かかりつけの内科医より、ペインコントロールの依頼で来院。


○症状

左前胸部〜脇腹の痛み(側胸部)、触るとピリピリ痛むと言う。院長から「遠絡でやってみてくれ」と言われて診察。


○治療経過

■初回(平成16年8月24日)

院長の診察で、左Th5〜7の損傷が疑われた。首も右に傾いているようなので、中枢性→C1γで調整。

(1)左C1γ:左膀胱経γ→右Tx。、C:1  F:γ つなぎと痛み治療。

(2)左Th5〜7損傷;左膀胱経、6↑(圧痛点5点)→右Tx。 C:1、F:γ+6↑

(3)左脇腹:左胆経→左Tx  C:1、F:γ+6↑

(4)左前胸部:左胃経→右Tx C:2、F:γ+6↑

脇から前胸部までの痛み「触るとビリビリ」が無くなってきた。胆経を治療すると脇腹が胃経を治療すると乳首の縦ライン(胃経に沿って)が僕の予言!?通り痛みが消えていくのにビックリ。しかし、胸骨附近(正中部:任脈ライン)には、弱い痛みが残っている。次回は、腎経で正中線附近の痛みを取ろうと考えた。

■2回目

7日後再診。前回後、2〜3日は良かった。鎮痛剤も使わなかった。昨日から少し怪しくなってきた。 前回、正中線附近左3〜4センチ幅で、違和感が残っていたので、左腎経を追加した。

(1)〜(4)は、同様に治療

追加:(5)左前胸部;左腎経→左Ty C:3、F:γ+6↑

追加:(6)左肩こり:膀胱経 F:α(4↑)→右Tx。 C:1、F:α(4↑)

※以上で、正中線上にわずかの幅で違和感が残っていたので。任脈をと思い再追加。

(7)左正中線:任脈→督脈、 C:長強 、F:Th5〜7を軽く押した。

(1)〜(5)で脇から前胸部の痛みは消失(酒精綿で左右差を確認、ほとんど変わらなくなった。)

(6)にて、左肩こりも無くなる。「かえって、右の肩がこっているようだ」・・・と。

(7)で、正中線附近の違和感もほぼ無くなる。


○考察

本人は、「マジックだ!?」・・・と盛んに首を傾げながら帰った。ちなみに彼は某医師会病院の看護師だったので、理論も説明しながら、「これからこのラインを治療してみるよ!」と経絡人形を見せての治療であった。 

継続的治療によって、持続時間も延びるだろうし、季節を考えていけば、より適切な治療が出来ると考察される。つなぎと痛み治療は分けたほうが良いのかもしれない。痛み治療に季節を考慮すべきであった。

その時は、

 ■C1γ ・膀胱→胆→胃→腎とつないで

 ■胆 季節パターン3

 ■胃 季節(9月3〜26日)パターン3

 ■腎 季節 パターン4 としなければいけないと考察される。



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ginza@painless-clinic.com